寸陰(読み)スンイン

デジタル大辞泉 「寸陰」の意味・読み・例文・類語

すん‐いん【寸陰】

わずかの時間。「寸陰を惜しむ」
[類語]短いしばらしば暫時少時ひとしきり束の間時の間瞬く間見る間に刹那咄嗟とっさ一時いっとき一時ひととき半時短時間一時一時的かりそめ短日月短時日一朝一朝一夕寸刻寸時寸秒片時かたとき瞬時瞬間一瞬数刻たまゆら須臾しゅゆ電光石火はかないあっと言う間間髪をれず

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精選版 日本国語大辞典 「寸陰」の意味・読み・例文・類語

すん‐いん【寸陰】

  1. 〘 名詞 〙 ほんのわずかの時間。一寸光陰
    1. [初出の実例]「無為聖徳重寸陰、有道神功軽球琳」(出典懐風藻(751)望雪〈紀古麻呂〉)
    2. 「寸陰をすごさず、精進弁道すべし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)礼拝得髄)
    3. [その他の文献]〔向秀‐思旧賦〕

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普及版 字通 「寸陰」の読み・字形・画数・意味

【寸陰】すんいん

わずかの時間。〔淮南子、原道訓〕時は人と游ばず。故に人は尺の璧を貴ばずして、寸の陰を重んず。時は得くして、失ひ易ければなり。

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