空冷式内燃機関(読み)くうれいしきないねんきかん(その他表記)air-cooled engine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空冷式内燃機関」の意味・わかりやすい解説

空冷式内燃機関
くうれいしきないねんきかん
air-cooled engine

シリンダおよびシリンダヘッドを空気で冷却する内燃機関。シリンダおよびシリンダヘッドに薄い多数のひれ (冷却フィン) を設けて冷却面積を増し,冷却効果をあげている。二輪車のように機関自身の走行による空気流を利用する自然空冷と,出力の大きいものに用いる冷却ファンのついた強制空冷とがある。自動車ではフォルクスワーゲンポルシェが空冷式内燃機関として有名。オートバイ用や小型の発電用ガソリン機関は空冷方式のものが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む