ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シリンダ」の意味・わかりやすい解説 シリンダcylinder 円筒形の容器として用いられる部品。特に内燃機関のピストンが往復運動を行う部分をさして呼ばれる場合が多く,この場合は気筒ともいう。出力の向上と静かな運転のためにシリンダ壁の材質を適切にし,摩耗した際に容易に取替えられるようライナを用いるものもある。またシリンダの一端には気体の吸入,排出のための通路や弁を取付けるために構造が複雑となるので,普通円筒部分とは別個につくられる。これをシリンダヘッドと呼ぶ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by