空馳(読み)むなばせ

精選版 日本国語大辞典 「空馳」の意味・読み・例文・類語

むな‐ばせ【空馳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 馳せたことが無益であったの意から ) 競馬(くらべうま)で負けること。
    1. [初出の実例]「競馬をつかうまつりけるが、十度むなばせをしたりけるを」(出典:古今著聞集(1254)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android