突込帯(読み)つきこみおび

精選版 日本国語大辞典 「突込帯」の意味・読み・例文・類語

つきこみ‐おび【突込帯】

  1. 突込帯〈絵本藻塩草〉
    突込帯〈絵本藻塩草〉
  2. 〘 名詞 〙 帯の先を結ばないで折り込んでおくこと。挟帯(はさみおび)差込帯
    1. [初出の実例]「つきこみ帯(オビ)といふ事、昔はなかりつれど、近代京よりはじまる」(出典評判記色道大鏡(1678)三)

つっこみ‐おび【突込帯】

  1. 〘 名詞 〙 「つきこみおび(突込帯)」の変化した語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の突込帯の言及

【帯】より

…以下同じ)。そしてその結び方は,突込(つきこみ)帯といい帯の端を巻きつけた帯の間にはさみ込んだ簡単なものか,花結びくらいであった。しかし,寛永(1624‐44)ころから,遊女たちはすでに5寸ほどの広幅の帯を用いていたようである。…

※「突込帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android