立ち満つ(読み)たちみつ

精選版 日本国語大辞典 「立ち満つ」の意味・読み・例文・類語

たち‐み・つ【立満】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 霞、波などが一面に立つ。たちこめる。
    1. [初出の実例]「きみにより我が名は花に春霞野にもやまにもたちみちにけり〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋三・六七五)

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