たち‐な・れる【立馴】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]たちな・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 - ① いつもその場所にいてなじむ。なれ親しむ。
- [初出の実例]「たちなれてやみにしやどをけふみればふるき心ちのおもほゆるかな」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
- ② ( 「たち」は接頭語 ) 経験を積んでなじむ。
- [初出の実例]「宮づかへの方にもたちなれ」(出典:更級日記(1059頃))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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