立体自動倉庫(読み)りったいじどうそうこ(その他表記)multi-tier automatic warehouse

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立体自動倉庫」の意味・わかりやすい解説

立体自動倉庫
りったいじどうそうこ
multi-tier automatic warehouse

コンピュータによる自動制御により,商品を立体的に整理し保管する倉庫フォークリフトで運びやすいように商品をパレット単位で分類し,スタッカクレーンが高さ 20m程度の立体的な高層ラックの中に保管。搬出の際も自動的にクレーンが取出してくれる。行き先別に分類しておけば,方面別のトラックに合わせて適合する商品を自動的に搬出する。設備費などの初期投資がかさむ半面省力化人件費が節約でき,面積あたりの保管効率も高いなどのメリットがあり,流通企業向けの倉庫として多用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android