龍の水を得る如し（読み）りゅうのみずをえるごとし

精選版 日本国語大辞典

りゅう【龍】 の 水(みず)を得(え・う)る如(ごと)し

1. 龍が水を得て昇天するように、強いものが一層勢いを得ること。また、ところや時機を得て大いに活躍すること。龍に水。
   1. [初出の実例]「況や一沙一塵の善根もあれば、龍の水を得、虎の山に寄が如し」(出典：梵舜本沙石集（1283）二)
   2. [その他の文献]〔大慧普覚禅師語録‐四〕

出典　精選版 日本国語大辞典

ことわざを知る辞典

竜の水を得る如し

竜が水を得て昇天するように、強いものがいっそう勢いを得ること。また、ところや時宜を得て大いに活躍すること。

〔異形〕竜に水

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