端匂いの鎧(読み)つまにおいのよろい

精選版 日本国語大辞典 「端匂いの鎧」の意味・読み・例文・類語

つまにおい‐の‐よろいつまにほひのよろひ【端匂鎧・褄匂鎧】

  1. 〘 連語 〙 鎧の袖や草摺(くさずり)両端を薄く色どり、ぼかしたもの。
    1. [初出の実例]「うきおり物のひたたれに、つまにほひのよろひをき、きかはらげなる馬にのり給ふ」(出典:中院本平家(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android