竹を割ったよう(読み)タケヲワッタヨウ

デジタル大辞泉 「竹を割ったよう」の意味・読み・例文・類語

たけったよう

《竹は一直線に割れるところから》気性のさっぱりしているさま。「竹を割ったよう性格の人」
[補説]「竹を切ったよう」とするのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 「竹を割ったよう」の意味・読み・例文・類語

たけ【竹】 を 割(わ)ったよう

  1. ( 竹を縦に割ると、まっすぐに割れるところから ) 人の性質がさっぱりして、わだかまりがないこと、気性に陰険さや曲がったところがないことにいう。
    1. [初出の実例]「邪なる萌なく竹二つにわりたるがごとくの御志なりし也」(出典:咄本・一休咄(1668)序)

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