一直線(読み)イッチョクセン

デジタル大辞泉 「一直線」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一直線」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちょくせん【一直線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの点の間を結ぶ最も短い一本の線。また、単にまっすぐな線。
    1. [初出の実例]「乙丁は甲丙と平行し、丁癸は丙癸と一直線を為す」(出典:窮理通(1836)六)
  3. ( 形動 ) ものごとが一筋に連なっていること。まっすぐであること。また、そのようなさま。真一文字
    1. [初出の実例]「一直線に東南なる本街道を進みけるが」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
  4. ( 形動 ) あることに、わきめもふらずに集中すること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「一直線に例の獲物に着眼し」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二四)

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