一直線(読み)イッチョクセン

デジタル大辞泉 「一直線」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちょくせん【一直線】

一つ直線。「一直線上の点」
少しのゆがみもないこと。まっすぐ。「一直線に並ぶ」「一直線に自宅に帰る」
[類語](1直線/(2ひたすらいちずひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一心一念一路一散一目散一本槍一点張り一辺倒一意専心営営せっせ遮二無二無二無三がむしゃら一心不乱脇目も振らず直線的まっしぐら直情径行まっすぐ猪突猛進ストレートしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中専心専念没入没頭没我傾注傾倒我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「一直線」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちょくせん【一直線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二つの点の間を結ぶ最も短い一本の線。また、単にまっすぐな線。
    1. [初出の実例]「乙丁は甲丙と平行し、丁癸は丙癸と一直線を為す」(出典:窮理通(1836)六)
  3. ( 形動 ) ものごとが一筋に連なっていること。まっすぐであること。また、そのようなさま。真一文字
    1. [初出の実例]「一直線に東南なる本街道を進みけるが」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
  4. ( 形動 ) あることに、わきめもふらずに集中すること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「一直線に例の獲物に着眼し」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二四)

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