竹中藤三郎(読み)たけなか とうざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹中藤三郎」の解説

竹中藤三郎 たけなか-とうざぶろう

?-? 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
京都の舞の指南戎屋(えびすや)吉郎兵衛の弟子で,若衆方をつとめ,貞享(じょうきょう)のはじめごろ立役(たちやく)となる。元禄(げんろく)6年(1693)大坂にゆき,晩年は大坂一の立役といわれる。武道実事を得意とした。初名は右近。前名は初之丞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android