竹内仁(読み)タケノウチ マサシ

20世紀日本人名事典 「竹内仁」の解説

竹内 仁
タケノウチ マサシ

大正期の評論家



生年
明治31(1898)年8月8日

没年
大正11(1922)年11月10日

出生地
愛媛県松山市

学歴〔年〕
東京帝国大学倫理学科

経歴
東大在学中に「リップス人格主義に就いて」「阿部次郎氏の人格主義を難ず」などを発表し、マルクス主義的な立場による評論家として注目される。しかし大正11年突然許婚者の両親を刺殺し、自ら生命を絶った。没後の昭和3年「竹内仁遺稿」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む