竹床几(読み)たけしょうぎ

精選版 日本国語大辞典 「竹床几」の意味・読み・例文・類語

たけ‐しょうぎ‥シャウギ【竹床几】

  1. 〘 名詞 〙 竹で作った腰掛。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「竹床几(シャウギ)池のはた迄つき出して扨もすずしきところてん店〈走帆〉」(出典狂歌・狂歌乗合船(1730)夏)

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世界大百科事典(旧版)内の竹床几の言及

【縁台】より

…室町時代に出現したようで,当時は置縁(おきえん)とよんでいる。江戸時代初めには京都などで早くも竹床几の既製品が売られている。涼みがてら,この上で将棋に興じることを縁台将棋というが,夏の庶民の家具として,昭和初期ごろまでさかんに使われた。…

※「竹床几」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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