竹槍(読み)たけやり

精選版 日本国語大辞典 「竹槍」の意味・読み・例文・類語

たけ‐やり【竹槍】

〘名〙 竹の幹の端を斜めに切ってとがらせ、槍の代用としたもの。先端に油をぬり、火にあぶって用いる。
※古文真宝桂林抄(1485頃)坤「一夫の陳渉が竹やりもって出て」

ちく‐そう ‥サウ【竹槍】

〘名〙 竹の幹を斜めに鋭く切って槍の代用としたもの。たけやり。〔宋史‐交阯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「竹槍」の意味・読み・例文・類語

たけ‐やり【竹×槍】

竹ざおの先を鋭く斜めに切り落として、槍の代わりに用いるもの。

ちく‐そう〔‐サウ〕【竹×槍】

たけやり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android