竹淵郷(読み)たかふちごう

日本歴史地名大系 「竹淵郷」の解説

竹淵郷
たかふちごう

和名抄」高山寺本は「太賀布智」、刊本は「多加不知」と訓ずる。

郷名は長保三年(一〇〇一)四月八日付の禅定寺領田畠流記帳(禅定寺文書)

<資料は省略されています>

とみえ、郷域は久世郡条里の二条を含む位置にあったことがわかる。「日本地理志料」は禅定寺ぜんじようじ(現綴喜郡宇治田原町)、「大日本地名辞書」は八幡やわたに比定するがいずれも論拠は確かでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android