精選版 日本国語大辞典 「竿になれ、鉤になれ」の意味・読み・例文・類語 さお【竿】 に なれ、鉤(かぎ)になれ まっすぐに連なれ、鉤の手に並べ、の意。子どもが、雁(かり)の連なって飛ぶのを見て、はやしたて呼びかける文句。[初出の実例]「棹になれ鉤(カギ)になれとて、雁の連りて飛ぶを興ずるは〔卜養狂歌〕春の頃、鷹の雁を多くさほにかけてとをるを見て歌よめとあれば、かんがりやうつかりがねとはしたかにとられて後も棹になれなれ」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例