笏取り直す(読み)しゃくとりなおす

精選版 日本国語大辞典 「笏取り直す」の意味・読み・例文・類語

しゃく【笏】 取(と)り直(なお)

  1. あわてて笏を持ち直す。転じて、はっと気がついて姿勢を改め、威儀を正す。
    1. [初出の実例]「衣紋つくろひ、笏とりなをし、気色して」(出典:平治物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android