笠ヶ滝村(読み)かさがたきむら

日本歴史地名大系 「笠ヶ滝村」の解説

笠ヶ滝村
かさがたきむら

[現在地名]土庄町笠滝かさがたき

皇踏おうと山から北東に延びた稜線上にあり、東は小馬越こうまごえ村。小豆島九郷のうち肥土山ひとやま郷の枝村。延宝七年(一六七九)の笠ヶ滝村検地帳(土庄公民館蔵)によると、高五八石余・反別八町六反余(田九反余・畑七町余・屋敷三反余など)。宝暦明細帳では高五九石余・反別八町九反余(田一町一反余・畑七町八反余)、家数三〇・人数一二六、牛一二・馬三。滝湖りゆうこ(現高野山真言宗)は無量寿如来を本尊とし、奥院笠ヶ滝不動は寺の真上の岩壁にかかる洞窟内に祀られ、鎖を伝って登る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android