デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠弘興」の解説 笠弘興 かさの-ひろおき ?-? 平安時代前期の官吏。貞観(じょうがん)元年(859)従五位下。土佐守(とさのかみ),民部少輔(みんぶのしょう),遠江(とおとうみの)守,丹波守を歴任。18年大極殿火災のさい放火の疑いをかけられ,安倍房上とともに拘禁された。房上はのち河内(かわちの)守となったが,弘興のその後の活動は不明。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例