笠縫専助(読み)かさぬい せんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠縫専助」の解説

笠縫専助(初代) かさぬい-せんすけ

?-? 江戸時代中期-後期の歌舞伎作者。
初代桜田治助の門にはいる。天明元年(1781)江戸市村座の立作者となり,「むかし男雪雛形(ゆきのひながた)」で好評を博す。江戸三座で活躍し,寛政9年中村座の頭取常磐津(ときわず),長唄にも佳作をのこしている。前名は笠縫米富。俳名は米夫,田社。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の笠縫専助の言及

【伊達競阿国戯場】より

…通称《先代萩(せんだいはぎ)》《身売りの累(かさね)》。初世桜田治助,笠縫専助合作。1778年(安永7)閏7月江戸中村座初演。…

※「笠縫専助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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