笠縫邑(読み)カサヌイノムラ

デジタル大辞泉 「笠縫邑」の意味・読み・例文・類語

かさぬい‐の‐むら〔かさぬひ‐〕【笠縫邑】

日本書紀で、崇神すじん天皇天照大神あまてらすおおみかみを皇女豊鍬入姫命とよすきいりひめのみことに祭らせたと伝えるやまとの地。奈良県磯城しき郡田原本町新木にき、桜井市内などの説がある。

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精選版 日本国語大辞典 「笠縫邑」の意味・読み・例文・類語

かさぬい‐の‐むらかさぬひ‥【笠縫邑】

  1. 崇神天皇六年、三種の神器中の鏡、剣を安置し豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)にまつらせたと伝えられる地。奈良県田原本町新木(にき)の地とも、桜井市三輪ともいわれる。かさぬいのさと。

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