デジタル大辞泉プラス 「第三海堡」の解説 第三海堡 神奈川県横須賀市、観音崎灯台から北へ約3.5kmの東京湾にあった人工島。1921年、1929年の建設期間を経て竣工した軍事施設。12門の大砲や弾薬庫、兵舎などが設置されたが、1923年の関東大震災で被害を受け、軍事施設としてはほとんど利用されないまま除籍となった。その後暗礁化し、座礁事故が多発したため、2000年~2007年にかけて水深を確保するための撤去工事が行なわれ、消滅した。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報