第2次ボイコット(読み)だいにじボイコット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第2次ボイコット」の意味・わかりやすい解説

第2次ボイコット
だいにじボイコット

競争関係にある事業者が共同して,自己の取引相手方に対して,自己と競争関係にある事業者との取引を拒否させること。この間接的な取引拒否は,相手方が自己の競争事業者と取引しないことを条件として,当該相手方と取引するものであるから,それが公正競争阻害性を有するかぎり,排他条件付き取引もしくは拘束条件付き取引に該当する (独占禁止法2条9項4号,不公正な取引方法の一般指定 11,15) 。 (→ボイコット )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の第2次ボイコットの言及

【ボイコット】より

…アメリカで広く行われている。ボイコットの態様には,第1次ボイコットprimary boycottと第2次ボイコットsecondary boycottがある。第1次ボイコットは,使用者とその取引相手との間の取引関係を妨害する行為であり,第2次ボイコットは,使用者が労働組合の要求に応じない限り使用者の取引先企業の製品の不買を組合員,顧客や公衆に訴えるという,使用者の取引先とその取引相手との間の取引関係を妨害する行為である。…

※「第2次ボイコット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む