筆遊(読み)ふでずさみ

精選版 日本国語大辞典 「筆遊」の意味・読み・例文・類語

ふで‐ずさみ【筆遊】

  1. 〘 名詞 〙ふで(筆)のすさび
    1. [初出の実例]「いとせめて物思ふ時のふてすさみただかく事は恋しとぞいふ」(出典:隣女集(1295)一)

ふで‐なぐさみ【筆遊】

  1. 〘 名詞 〙ふですさび(筆遊)
    1. [初出の実例]「みるも只筆なぐさみぞ土筆〈作者不知〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

ふで‐すさび【筆遊】

  1. 〘 名詞 〙ふで(筆)のすさび

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android