等閑に付す(読み)トウカンニフス

デジタル大辞泉 「等閑に付す」の意味・読み・例文・類語

等閑とうかん・す

物事を軽くみて、いいかげんに扱う。かえりみないで放っておく。なおざりにする。
「おのれが職業をも―・して」〈露伴・風流魔〉

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精選版 日本国語大辞典 「等閑に付す」の意味・読み・例文・類語

とうかん【等閑】 に 付(ふ)

  1. 物事をいいかげんに放っておく。なおざりにする。
    1. [初出の実例]「其ままにして等閑(トウカン)に付(フ)し去りしかば」(出典日蓮上人(1894)〈幸田露伴〉一三)

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