筑波子(読み)ツクバコ

デジタル大辞泉 「筑波子」の意味・読み・例文・類語

つくばこ【筑波子】

江戸中期の女流歌人。江戸の人。本名進藤茂子しんどうしげりこ賀茂真淵に師事し、県門三才女一人。歌文集「筑波子家集」。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「筑波子」の意味・読み・例文・類語

つくばこ【筑波子】

  1. 江戸中期の女流歌人。江戸の人。本名進藤茂子(しげりこ)。進藤正静の養女で、土岐新左衛門に嫁ぐ。余野子(よのこ)・倭文子(しずこ)とともに県門(加茂真淵門下)三才女の一人。歌文集「筑波子家集」がある。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android