三才女(読み)サンサイジョ

デジタル大辞泉 「三才女」の意味・読み・例文・類語

さん‐さいじょ〔‐サイヂヨ〕【三才女】

三人才女。特に、平安中期の三人の女流歌人、紀内侍伊勢大輔小式部内侍のこと。
県門けんもんの三才女のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「三才女」の意味・読み・例文・類語

さん‐さいじょ‥サイヂョ【三才女】

  1. 和歌にすぐれた三人の女性。平安中期の女流歌人、紀貫之女(紀内侍)・伊勢大輔・小式部内侍の三人で、いずれも即座に季歌を詠んだ逸話で知られる。また、これにならって、賀茂真淵の門人中、油谷倭文子(しずこ)鵜殿余野子(よのこ)・進藤筑波子(つくばこ)の三人を県門三才女と呼ぶ。

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とっさの日本語便利帳 「三才女」の解説

三才女

平安中期の代表的な女流歌人。▽紀貫之女(きのつらゆきのむすめ)、伊勢大輔(いせのたゆう)、小式部内侍(こしきぶのないし)

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