算を置く(読み)サンヲオク

デジタル大辞泉 「算を置く」の意味・読み・例文・類語

さん・く

算木を並べて占う。
算木で計算する。
「手づから終夜―・きける」〈愚管抄・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「算を置く」の意味・読み・例文・類語

さん【算】 を 置(お)

  1. 算木を置いて占う。
    1. [初出の実例]「我国に筭(さん)(おく)者多かりと云へども、汝許此道に心得たる者无し」(出典今昔物語集(1120頃か)二四)
  2. 算木を置いて計算する。
    1. [初出の実例]「その間手づから終夜算をおきける」(出典:愚管抄(1220)五)

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