節織(読み)フシオリ

デジタル大辞泉 「節織」の意味・読み・例文・類語

ふし‐おり【節織(り)】

節糸織り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「節織」の意味・読み・例文・類語

ふし‐おり【節織】

  1. 〘 名詞 〙ふしいとおり(節糸織)」の略。
    1. [初出の実例]「二千九百五十六点の内重なるものは絹織節(フシ)織木綿織〈略〉等見るべきものあり」(出典風俗画報‐九四号(1895)記事)

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世界大百科事典(旧版)内の節織の言及

【糸織】より

…経緯糸ともに片撚りのもの,諸撚りのもの,経糸に諸撚り,緯糸に片撚りのものなどで経緯糸ともに同じくらいの太さの糸使いが普通である。織物組織を斜文,変化斜文を用いて織ったものを綾糸織と呼び,このほか,素材が玉糸使いのものを節糸織(節織,節縞),壁糸を織り込んだものを壁糸織という。可良糸織,高貴織,市楽織,八端織,黄八丈,大島などは糸織であり,なかでも諸糸織は良品とされる。…

※「節織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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