精選版 日本国語大辞典 「節糸織」の意味・読み・例文・類語 ふしいと‐おり【節糸織】 〘 名詞 〙 節糸①を用いて織った絹織物。無地や縞物などがある。玉糸織。ふしおり。[初出の実例]「藍縞の節絲織(フシイトオリ)と白っぽい上田縞の二枚小袖」(出典:今戸心中(1896)〈広津柳浪〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の節糸織の言及 【糸織】より …経緯糸ともに片撚りのもの,諸撚りのもの,経糸に諸撚り,緯糸に片撚りのものなどで経緯糸ともに同じくらいの太さの糸使いが普通である。織物組織を斜文,変化斜文を用いて織ったものを綾糸織と呼び,このほか,素材が玉糸使いのものを節糸織(節織,節縞),壁糸を織り込んだものを壁糸織という。可良糸織,高貴織,市楽織,八端織,黄八丈,大島などは糸織であり,なかでも諸糸織は良品とされる。… ※「節糸織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by