築込・築籠(読み)つきこめる

精選版 日本国語大辞典 「築込・築籠」の意味・読み・例文・類語

つき‐こ・める【築込・築籠】

〘他マ下一〙 つきこ・む 〘他マ下二〙
土石などを築いて、または土石などで口をふさいで中になにかを押し込める。
※栄花(1028‐92頃)みねの月「西院戌亥のかたに築地つきこめて」
② 塚を築いて屍を埋める。
謡曲隅田川(1432頃)「この道のほとりに築き籠めて、しるしに柳を植ゑて賜はり候へと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android