コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

米中戦略経済対話 べいちゅうせんりゃくけいざいたいわ US―China Strategic Economic Dialogue(SED)

2件 の用語解説(米中戦略経済対話の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

米中戦略経済対話

中国経済の台頭と米中貿易経済関係の高まりを背景に、米中貿易不均衡の拡大が続いている。2006年米国の対中貿易赤字は2325億ドルを記録し、米国議会を中心に中国人民元の切り上げ要求も強まっている。米中戦略経済対話は、06年9月20日に米国ブッシュ大統領と胡錦濤中国国家主席の間で設立合意された、両国最高級閣僚レベルによる米中経済関係の現在と将来についての「建設的」討議の場であり、年2回開催される。第1回は06年12月14〜15日ポールソン財務長官と呉儀副首相を共同議長に両国経済関係閣僚一同により北京で行われ、「中国発展経路と経済開発戦略」について議論された。両国は中国の経済が貿易不均衡を是正しつつ持続的成長軌道に乗りグローバル経済に貢献していく必要性や、サービス分野の競争と投資の自由化について話し合うワーキンググループの設置などで合意した。続く第2回は07年5月22〜23日、「イノベーションと貿易投資の自由化促進」をテーマワシントンで開催され、米中間の航空旅客便数を増加すること、中国株の外国人保有上限の引き上げることなどで合意した。しかし、最大の焦点である人民元の切り上げ加速化、米国の対中貿易赤字削減についての具体的合意には至らなかった。

(松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

べいちゅう‐せんりゃくけいざいたいわ【米中戦略経済対話】

戦略経済対話

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

米中戦略経済対話の関連キーワード下部構造経済史通商条約レオンチェフ貨幣経済経済面ミクロ経済中国とアフリカの経済関係石川滋山内一男

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

米中戦略経済対話の関連情報