米国産牛肉の輸入

共同通信ニュース用語解説 「米国産牛肉の輸入」の解説

米国産牛肉の輸入

かつて牛肉輸入を自由化していなかった日本は、市場開放を迫る米国貿易摩擦に発展し、輸入拡大が日米通商交渉の大きなテーマになってきた。牛海綿状脳症(BSE)発生で日本が2003年12月から一時米国産を禁輸とした際や、環太平洋連携協定(TPP)の関税協議でも政治問題化した。16年度の全ての牛肉輸入量のうち米国産は39・5%、冷凍肉に絞ると33・0%を占めるが、近年はオーストラリア産より劣っている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android