米山隆一(読み)よねやまりゅういち

知恵蔵mini 「米山隆一」の解説

米山隆一

日本の医師(医学博士)、弁護士、政治家。1967年9月8日、新潟県北魚沼郡湯之谷村(現魚沼市)の農家に生まれる。新潟大学教育学部附属長岡中学校、灘高等学校を経て、東京大学教養学部理科三類に入学し、同大学医学部に進む。92年、同学部卒業。さらに同大学院経済学系研究科、同大学大学院医学系研究科と進み、97年には司法試験に合格した。99年、独立行政法人放射線医学総合研究所に入社する。2003年にはハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院研究員となり、同年に医学博士号を取得した。05年より、東京大学先端科学技術研究センター医療政策人材養成講座特任講師を兼務する。16年10月16日投開票の新潟県知事選挙に無所属で立候補し、原発再稼働に慎重な姿勢を打ち出すなどして自民・公明の推薦候補に6万票以上の差をつけ、得票数52万8455票で初当選した。

(2016-10-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android