粒界移動(読み)りゅうかいいどう(その他表記)grain-boundary migration

最新 地学事典 「粒界移動」の解説

りゅうかいいどう
粒界移動

grain boundary migration

同一種類の鉱物粒子粒界(例えば石英と石英の境界)が移動すること。同一鉱物の粒界では,両側結晶格子配列の連続性が途絶えている。右側左側の二つの結晶が接している粒界があるとする。粒界で右側の粒子の格子にある原子が,何らかの原因で左側の粒子の格子位置に移動したとする。そうすると,我々にはその原子1個分だけの距離を粒界が左から右へ移動したように見える。そのようなことが次々と起これば,粒子の境界はかなりの距離でも移動できる。一つ一つの原子の移動する距離と,粒界が移動した距離とはまったく違うものであることに注意。

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関連語 増田

岩石学辞典 「粒界移動」の解説

粒界移動

温度圧力条件の変化に対応して岩石系のエネルギーを小さくするために,独立した結晶粒の間の接触部を作る原子がさらに安定した形態に再配列する.この際に大きな役割を果たすのが粒界移動である.昇温変成作用(prograde metamorphism)の間にこの移動過程で規則的な接触面と多角形の結晶粒集合体が形成される.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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