粗手組む(読み)あらてくむ

精選版 日本国語大辞典 「粗手組む」の意味・読み・例文・類語

あらて‐く・む【粗手組】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 あらく組む。ざっと組み立てる。
    1. [初出の実例]「あらてくむ賤(しづ)垣根の霍公(ほととぎす)鳴けども汝(なれ)が声はやつれず〈藤原顕仲〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む