粟幹(読み)あわがら

精選版 日本国語大辞典 「粟幹」の意味・読み・例文・類語

あわ‐がら あは‥【粟幹】

〘名〙 粟の穂を取り去ったあとの茎。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※備後風土記逸文(釈日本紀所載)(1274‐1301)「兄の蘇民将来、借(か)し奉りき。即ち、粟柄(あはから)を以ちて座(みまし)と為、粟飯(あはいひ)等を以ちて饗(みあ)へ奉りき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報