デジタル大辞泉 「粟飯」の意味・読み・例文・類語 あわ‐めし〔あは‐〕【×粟飯】 粟を炊いた飯。また、粟を米にまぜて炊いた飯。あわいい。《季 秋》 あわ‐いい〔あはいひ〕【×粟▽飯】 「あわめし」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「粟飯」の意味・読み・例文・類語 あわ‐めしあは‥【粟飯】 〘 名詞 〙 =あわいい(粟飯)[初出の実例]「粟飯は、あわ飯也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)「況んや昨日は栄華の滋味に飽いて今日粟飯(アワメシ)の硬(こわ)きを食ふ身となっては」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一) あわ‐いいあはいひ【粟飯】 〘 名詞 〙 粟と米とを混ぜて作った飯。[初出の実例]「勝(げに)や盧生が見し栄花の夢をさとりしも、粟飯かしぐ程ぞかし」(出典:車屋本謡曲・鉢木(1545頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「粟飯」の読み・字形・画数・意味 【粟飯】ぞくはん くろ米の粗飯。〔宋書、宗愨伝〕人業、家甚だ富豪なり。方の膳、以て客を待つ。而るに愨(かく)至るとき、設くるに(さいそ)粟を以てす。客に謂ひて曰く、宗は軍人なり。粗(そし)を(くら)ふに慣れたりと。愨、を致して去る。字通「粟」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「粟飯」の解説 あわめし【粟飯】 あわを精白し、米のように炊き上げた飯。または、米にあわを混ぜて炊いた飯。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報