精好平(読み)セイゴウヒラ

デジタル大辞泉 「精好平」の意味・読み・例文・類語

せいごう‐ひら〔セイガウ‐〕【精好平】

縦横ともに生糸を用い、縞にだけ練り糸を用いて織った上質な夏の男物袴地はかまじ。せいごひら。

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精選版 日本国語大辞典 「精好平」の意味・読み・例文・類語

せいごう‐ひらセイガウ‥【精好平】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (たていと)の縞(しま)糸は練糸、他は経、緯(よこいと)ともに生糸を用いて織った、上質な夏の袴(はかま)地。せいごひら。
  3. の袴をはいたりっぱな侍のこと。
    1. [初出の実例]「番手桶精好平へ詫びをする」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)一)

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