糸屋の地震(読み)いとやのじしん

精選版 日本国語大辞典 「糸屋の地震」の意味・読み・例文・類語

いとや【糸屋】 の 地震(じしん)

  1. ( 地震で糸がからむところから ) 口実を設けて難題をもちかけること、言いがかりをつけることなどのたとえ。
    1. [初出の実例]「ぜんてへ、あの男も絲やの地震(ヂシン)を見たやうに、からんだ事斗りいいたがるやつだが」(出典洒落本・面美多勤身(1790‐91頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android