糸歩(読み)イトブ

デジタル大辞泉 「糸歩」の意味・読み・例文・類語

いと‐ぶ【糸歩】

一定量の生繭せいけんから取れる生糸割合。ふつう、17パーセントぐらい。生糸歩合糸目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「糸歩」の意味・読み・例文・類語

いと‐ぶ【糸歩】

〘名〙 一定量の繭から得られる生糸の割合。普通、生繭一〇〇匁(三七五グラム)から得る生糸の量で示す。生糸量歩合。糸目。

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世界大百科事典(旧版)内の糸歩の言及

【繭】より

…(7)生糸量歩合 一定量の繭から繰糸して得られる生糸の重量の割合を百分率で表した値。糸歩(いとぶ)ともいう。繭の経済価値をあらわす重要な形質で,蚕品種,蚕期,作柄などによりかなり異なるが,17~20%の範囲にある。…

※「糸歩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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