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系統安定化装置 けいとうあんていかそうちpower system stabilizer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

系統安定化装置
けいとうあんていかそうち
power system stabilizer

電力系統の事故によって発生する電力系統の動揺 (電力動揺) を速やかに収れんさせるため,発電機の励磁を制御することにより発電機電圧を制御する装置。電力系統の事故時など電力系統に急激な需給アンバランスがあると,発電機出力は増減を繰り返すが,その増減が著しい場合には,脱調という悪い状態に至る場合がある。本装置は,このようなケースを未然に防止するためのものである。すなわち,本装置では,発電機出力が発電機電圧に比例することを利用し,発電機が加速中 (出力減) の場合には励磁を高め,発電機電圧を高くして加速を抑え,逆に減速中 (出力増) の場合にはこれらの逆の制御を行なう。現在,本装置の高性能化,高機能化についての研究が行なわれている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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