デジタル大辞泉 「動揺」の意味・読み・例文・類語 どう‐よう〔‐エウ〕【動揺】 [名](スル)1 ゆれ動くこと。「強風で船体が動揺する」2 心や気持ちがゆれ動くこと。平静を失うこと。「事故の知らせに動揺する」3 社会などが秩序を失い乱れること。「政界が動揺する」[類語](1)震動・振動・激動・震撼/(2)不安・考え事・思案・物思い・心配・気疲れ・気苦労・心痛・心労・懸念・恐れ・憂慮・取り越し苦労・杞憂・悲観・恐れる・危惧きぐ・危懼きく・疑懼ぎく・胸騒ぎ・気がかり・心がかり・不安心・心細い・心許こころもとない・憂い・気遣い・煩わずらい・怖い・危なっかしい・おぼつかない・頼り無い・おののく・心騒ぎ・煩慮・憂惧ゆうぐ・憂懼ゆうく・憂い事・気遣わしい・痛心・鬼胎・ひやひや・はらはら・どきどき・おどおど・あぶなあぶな・恐る恐る・こわごわ・おっかなびっくり・おじおじ・おずおず・びくびく・こわがる・臆する・おびえる・びくつく・おじる・おじける・恐怖・恐れをなす・悪びれる・案ずる・気が気でない・そぞろ・足が地につかない・気が揉める・居ても立ってもいられない・矢も楯もたまらない・居たたまれない・生きた心地もしない・気になる・気に病む・波立つ・ぐらつく・たゆたう・乱れる・動ずる・浮き足立つ・揺さぶる・揺るがす・ぐらぐら・悩乱・惑乱 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「動揺」の意味・読み・例文・類語 どう‐よう‥エウ【動揺】 〘 名詞 〙① うごきゆれること。物体がゆれうごくこと。ぐらぐらすること。[初出の実例]「焉に動揺を為は」(出典:類従本霊異記(810‐824)上)「山河をうごかす鬼神の声、天にひびき地にみちて万木せいざん動揺せり」(出典:光悦本謡曲・田村(1428頃))[その他の文献]〔班婕妤‐怨歌行〕② 精神面で不安定な状態となること。決心などがぐらつくこと。心や気持がゆれうごくこと。不安。心配。〔日誌字解(1869)〕[初出の実例]「清三の心もそれにつれて動揺せざるを得なかった」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一五)③ 乱れさわぐこと。騒動。騒擾(そうじょう)。[初出の実例]「大宛を伐とて国が動揺するほどにぞ」(出典:史記抄(1477)九)[その他の文献]〔戦国策‐趙策・武霊王〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「動揺」の読み・字形・画数・意味 【動揺】どうよう(えう) ゆらぐ。ゆれる。唐・杜甫〔閣夜〕詩 五の鼓角、聲悲壯 三峽の星河、影動搖す字通「動」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by