紀伊州検地高目録写(読み)きいのくにけんちたかもくろくうつし

日本歴史地名大系 「紀伊州検地高目録写」の解説

紀伊州検地高目録写(慶長検地高目録)
きいのくにけんちたかもくろくうつし

一冊

成立 慶長一八年

写本 海南市間藤盛繁家

解説 慶長五年に紀州に入国した浅野幸長は同六年に検地実施、その結果を同一八年に村ごとに集計したものである。類本は和歌山県立図書館に「紀伊州御検地帳写」が蔵されるが、四九ヵ村脱落している。

活字本 間藤家本は「和歌山県史」近世史料三、県立図書館本は同近世史料一に収録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android