紀州(読み)キシュウ

精選版 日本国語大辞典 「紀州」の意味・読み・例文・類語

き‐しゅう‥シウ【紀州】

  1. [ 1 ] 紀伊国和歌山県三重県南部)の別称
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 紀州傘の傘を瘡(かさ)にかけていう ) 梅毒のために首にできる腫物の俗称。
    1. [初出の実例]「首が廻らぬかへ、きしうでも出来たかいなと」(出典:浄瑠璃・三拾石艠始(1792)七)

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小学館の図鑑NEO[新版]動物 「紀州」の解説

紀州(犬)

種名 / 紀州(犬)
解説 / 紀州(現在の和歌山県と三重県)でりょう犬として飼われていました。昭和9年に天然記念物に指定されました。
体重 / 15~23kg
分布 / 日本
グループ / 第5グループ(ほか犬種もとになっている原始的なすがたのイヌのグループ)
天然記念物 / ☆

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