デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀国守」の解説 紀国守 きの-くにもり ?-? 平安時代前期の医師。紀真人(まひと)の子。紀長谷雄(はせお)の祖父。承和(じょうわ)9年(842)侍医,のち内薬正(ないやくのかみ)をへて典薬頭(てんやくのかみ)。腹痛の春宮(とうぐう)に投薬,もし春宮が死んだら殺されるところを快癒させたが,以後子孫に医学を禁じたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例