紀州枡(読み)きしゅうます

精選版 日本国語大辞典 「紀州枡」の意味・読み・例文・類語

きしゅう‐ます キシウ‥【紀州枡】

〘名〙 江戸時代紀州の徳川藩および高野山領で用いられた枡。大小二種あり、主に大きい方は租税米の俵入れや脱粟米をはかるのに、小さい方は民間舂米(つきまい)雑穀などをはかるのに、用いられた。讚岐盤。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android