デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀鯖麻呂」の解説 紀鯖麻呂 きの-さばまろ ?-? 奈良時代の官吏。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)藤原仲麻呂追討の功により従五位下となる。和泉守(いずみのかみ),木工頭(もくのかみ),大炊(おおいの)頭,光仁(こうにん)天皇葬送の御装束司などをつとめる。正五位上にすすみ,延暦(えんりゃく)5年(786)には尾張(おわりの)守の職にあった。名は佐婆麻呂ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例